手書き文字


PCやスマホのせいで、
文字を手書きすることが、
圧倒的に減っている。
私自身も同じ。

小学5年生の担任の先生が、
惚れ惚れするほど美しい字だった。
おじいちゃん先生で、
線が微妙に揺れている。
それが味わい深かった。
必死に真似をした。

中学2年の担任の字は、
個性的なマル文字だった。
トキメいて、またしても真似をした。

憧れの字に出逢うたびに、
私の書く字は変わった。
真似をしない私自身の字は、
面白味が無くて、がっかりだった。

50を過ぎた今でも、
私自身の字は定まっていない。
今の文字アイドルは二井康雄さん。
『暮しの手帖』の様々なタイトルは、
二井さんの書き文字だ。
理想の文字だった。
やっぱり真似して練習した。

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歳上の方から手紙を頂くと、
その人らしさが字に溢れていて、それだけで感動してしまう。
手で文字を書かなくなったら、
人間お終いだ。

自分の考え方や生き方が、
揺るぎの無いものになったら、
その時、書いている文字が、
誰の真似でもない、
私自身の字なのだと思う。

まったく、
いつになることやら・・・




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by myuyama | 2017-09-08 23:06 | 考え方 | Comments(0)