飼料米
この辺りは稲作が盛んで、
うちの周りは田んぼが広がっている。
ここ7〜8年は飼料米を作る田んぼが増え、
それは県の政策だったりするらしい。
農家に後継者が居ないために、
休耕田が増えたこともあり、
代行業者が飼料米を育てる、
というシステム。
補助金が出るから、
年々飼料米田は増えている。
大型の機械が入って、
バーッと刈り取って、
ビニールでクルクルまとめて、
ポンと飼料米ロールが出来上がる。
刈り取った後は、
田んぼというより牧草地。
黄金色の稲穂が垂れる、
あの風景は何処へいってしまったのか。
せっかく恵まれた環境なのだから、
人が食べる米を作って欲しい。
近くの元保育所の塀に、
こんな看板が出来ていた。
『土着菌完熟堆肥センター』
なるものが出来たらしい。
資料によると・・・
「土着菌は、田畑や山に生息する好気性の微生物の総称。
同センターでは、土着菌に米ぬかやもみ殻、落ち葉などを混ぜて堆肥を作る。
臭いがほとんどなく、甘みのある農産物ができるという。
年間生産規模は約50トンを目標にしている。」
そして、
「土着菌堆肥で農産物の付加価値を高め、農業所得の向上を進めると同時に、
新規就農者支援に役立てていきたい」
ふーん。上手くいくといいね。
お隣りのネコさん。
ジョグの途中で合流して一緒に帰る。
まだまだ日陰は凍っていて、
車が滑った跡がある。
気をつけなくては。
by myuyama
| 2018-01-27 17:52
| 考え方
|
Comments(2)
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tenshinoringo at 2018-01-28 12:37
糖質制限とか食文化の変化で、日本人の米消費量が激減していますからね…作り手も、人向けに作っても売れないのなら、飼料米として牛さんに食べてもらうほうが…となるのは仕方ないかも知れません。飼料から純国産になりますし、乳製品や肉の需要は伸びていますから。
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myuyama at 2018-01-28 14:37
tenshinoringoさん、
確かに日本人の食生活は変わって来ていますね。食品廃棄、農業の在り方そのもの、ひいては生活スタイルまで、様々な問題が絡み合っていると思います。飼料米の畑は手入れが杜撰なので景観が・・・というだけの勝手な言い分なんですけどね。(笑)
確かに日本人の食生活は変わって来ていますね。食品廃棄、農業の在り方そのもの、ひいては生活スタイルまで、様々な問題が絡み合っていると思います。飼料米の畑は手入れが杜撰なので景観が・・・というだけの勝手な言い分なんですけどね。(笑)