たった一つの物語

e0024554_20305416.jpg


広島と長崎の原爆の日が過ぎた。

その被害は、あまりに大き過ぎて、
どうやっても想像できない。
その痛みをどのようにしたら感じる事が出来るのか、
自分なりに考えていた。

『父と暮せば』という映画を観た時、
広島で被爆した一人の父と娘の、
そのたった一つの物語に打ちのめされた。

こんな物語が一体幾つあったのだろうか。
広島だけで被爆者は24万人以上、
そうした膨大な数を見せられると、
途端に意識が遠のいてしまう。

ならば、一つの物語を幾つも知ること、
それしか自分が歩み寄れる方法はない。

だからこそ、体験者が語ること、体験を形に残すこと、
それが大切なのだと思う。
誰もが思い出したくない体験に違いない。
しかし、負の遺産として引き継ぐことで、
二度と同じ過ちを繰り返さないようにしなくては。
[PR]
by myuyama | 2008-08-10 20:43 | Comments(0)