野菊

e0024554_2224068.jpg


「野菊」という歌がある。

作詩 石森延男 
作曲 下総皖一 

遠い山から吹いて来る
こ寒い風にゆれながら
けだかく きよくにおう花
きれいな野菊 うすむらさきよ

秋の日ざしをあびてとぶ
とんぼをかろく 休ませて
しずかに咲いた野べの花
やさしい野菊 うすむらさきよ

しもがおりても まけないで
野原や山にむれて咲き
秋のなごりを おしむ花
あかるい野菊 うすむらさきよ


この曲が作られたのは昭和17年。真珠湾攻撃は前年の12月8日。
そんな時代だから、軍部からは「軟弱すぎる」と圧力がかかった。
それでも、石森氏が上手く切り抜けたお蔭で、
今に歌い継がれる事になったらしい。

文部省唱歌という記載だけで、作者の名前が書かれていない歌集も多い。

この詩で好きなのは「こ寒い風」と「とんぼをかろく」というフレーズ。
可愛らしく、優しい表現だと思う。

言葉の音が持つ印象、それに左右されやすいのかもしれない。


ちなみに、野菊と言われる花は何種類もあるそうだ。
うちの庭に咲いているのは、野紺菊(ノコンギク)かなぁ・・・
花びらは限りなく白に近い超薄紫。
[PR]
by myuyama | 2008-10-24 22:26 | Comments(0)