先に咲き始めたのは紅梅。
白い花も咲き出した。
咲くやこの花高校という、
不思議な名前の学校が大阪にある。
しかも公立高校。
どういうワケかと思ったら、
難波津に 咲くやこの花 冬ごもり
今は春べと 咲くやこの花
という歌が古今和歌集にあるらしい。
「この花」というのは、梅の花。
仁徳天皇の即位を喜んで、
百済の王仁さんが詠んだとのこと。
百人一首の競技の前に、
読み上げられる序歌なんだって。
へぇ・・・
なかなか由緒ある校名だったのね。
最近、仲良しなのは、
こじゃれた小屋にお住まいの
ヤギさん。
立ち寄ると出て来て下さる。
ありがとね〜。
春の野に出でて若菜摘む・・・
じゃないけれど、
七草で無病息災を願う日なので、
探しに出かけて見た。
セリは年末から見つかっていた。
ナズナも辛うじて見つかった。
葉の緑は失われていたけれど。
ハコベは家のプランターの
パンジーの横ですくすくと。
ホトケノザは・・・
このピンクの花が咲くのは、
七草で言うところのホトケノザとは別物。
七草ではコオニタビラコ。
これは見つからない。
ゴギョウは別名ハハコグサ。
これも見つからない。
あと二つ。
スズナは蕪。スズシロは大根。
畑に行けば大根はあるけど、
蕪は育てていないし。
七種類を自前で揃えるのは、かなり難しい。
いつか叶えてみたいと思うけれど、
今の気象でそれが可能なのかしらん。
日に日に寒さが増している。
寒の入り。
風が無いのが救い。
最寄りの梅の木に蕾が・・・
霜を纏って冷たかろうに。
一輪ほどの暖かさ、
と詠んだのは嵐雪だったか。
まだまだ先の話だけれど。
明けましておめでとうございます。
霜で真っ白だけど、
風もなく、静かな元旦の朝。
ホトケノザも
タンポポも、
霜で着飾って
新年を迎えている。
穏やかな日差しが、
すぐに溶かしてくれますよ。
ある日、玄関先に黒いものが落ちていた。
ゴミかと思って、捨てようとしたら、
何だかヘンだ。もしや生き物か???
お隣の奥さんに、
「なんだかヘンなモノが・・・」
と声を掛けて、見てもらった。
「コウモリじゃない?」
へっ!?
恐る恐る拾い上げてみると、
耳みたいなモノが付いている。
チー、と鳴いたような気もする。
間近で見るのは初めて。
折り畳んでいるのは羽?
指で触ると口らしきものを開ける。
でも明らかに弱っているので、
山の中に置いて来た。
元気になるとイイんだけど。
それにしてもビックリした。
きっと猫が捕まえて来たんだろう。
飛んでいるのを見たこともない。
でも住んでいるんだねぇ。
さて、こちらは散歩の途中で
出会ったネコさん。
ちょっと個性的な柄で、
なかなかカッコいい。
ヨロシクね。